満足してもらえる内容を届けたいですが、当日何をしたらいいかわかりません…
オンライン講座やレッスンにお申し込みがあり、当日に向けて準備をしているとき
ふと、
当日どうふるまえばいいのかな?
と思うことも少なくないのではないでしょうか。
あなたにも経験がありませんか?
講師がただのスライド説明で終わってしまい、寝てしまったり「時間の無駄だった…」とオンライン講座に参加してそう感じてしまったことが。
せっかく参加して下さるなら、「わかりやすかった!」「早速やってみたいです!」など満足度高いご感想をいただきたいですよね。
今回は「オンライン講座で人気が出るために当日意識して行うこと」をご紹介します。
この記事を読むことで、当日あわてず行動することができ、お客様がさらにファンになってくれるようになります。
オンライン講師歴7年目著者が、具体的にわかりやすくお伝えします。
この記事はこんな人におすすめ!
これからオンライン講座を始める
お客様に喜んでらえる内容を届けたい
オンライン開催はじめてでもできることを知りたい
事前準備をしておくことで時間配分がしやすくなる
トラブルを予測して対応を先に考えておく
告知や発信に欠かせないのが「ブログ」。
WordPressで始めることで、ブログとウェブサイトを同時に開設できてお得です!
\ オンライン講座の告知なら/
よくある「困った」事例とその解決策
セミナー講師として、お客様に満足いただけるセミナーを提供するために、毎度様々な準備と努力を積み重ねています。
リアルもオンラインもセミナーを開催する中で、いろんな場面に遭遇して対処してきました。
例えば、
▶参加者がつまらなさそう
▶時間配分がうまくいかない
▶予期せぬトラブルが起こる
などです。
こちらの事例にどう対応するとよいか詳しくお伝えしていきます。
事例①「参加者がつまらなさそう」
セミナーは、参加者が自ら理解を深める場であることが重要です。
しかし、中には参加意欲が低かったり、集中力が続かなかったりするお客様もいます。
このような場合、講師は様々な工夫をする必要があります。
お客様の様子
- 参加者があくびをよくしている
- 参加者がスマホやタブレットをいじっているのが画面上でも見える
- 参加者が質問や意見を積極的に発言しない
前日寝不足だったかも?
急な連絡が来ている??
なんにせよ、集中できていないことはわかりますね
楽しく参加してもらうための解決策
講師スタート時によくやってしまっていたのが、
とにかくきちんと説明をすることだけに意識が向いて、お客様が置いてけぼりだった
正確に伝えねば、という意識だけが先行するほど、お客様の表情は変わらず口はへの字のまま…。
「内容はいいはずなのになぜこんなに反応がないのかな?」と感じたときに、過去自分が受講したつまらないと感じた講座に答えがありました。
説明が一方的で、こちらへの問いかけがなかった
誰のための講座なのか、それはお客様の問題を解決するためであり、講座のゴールは行動につながるきっかけにすること。
最後まで楽しく参加してもらうために行うことは、
オンライン開始前にご入室いただいた方に「〇〇さんご参加ありがとうございます!」と笑顔で挨拶をする
途中「ここまでいかがですか?」「ここまでのご感想をカンタンでいいので教えていただけませんか?」など理解度を確認しながら補足しつつ進める
専門用語はできるだけ使わない
とくに「名前を呼ぶこと」「短くても声をかけて接点を持つこと」を意識すると、自分事として前向きに参加して下さるようになります。
「専門バカ」に要注意
自戒を込めてお伝えしますが、講師として正確に伝えること以上に大事なことがあります。
それは
難しい言葉や概念は、よくある周りの出来事に置き換えたり、例えたりして伝える
「ラポール」「ラベリング」「チャクラ」など普段身の回りで聞かない言葉こそ、小学5年生の子供にでもわかるように伝えることを意識しましょう。
「専門用語が並んでわからない」と思われた時点で離脱される原因になります(あなたも言葉が分からず離脱した経験ありますよね?)。
事例②時間配分がうまくいかない
オンライン講座やセミナーは限られた時間の中で、効率的に内容を伝えることが重要です。
しかし、説明に時間がかかりすぎたり、質問や議論に時間を費やしすぎたりすると、時間配分がうまくいかず、予定していた内容をすべて伝えられない状況になります。
事例
- 説明に時間がかかりすぎて、予定していた内容の半分しか伝えられなかった
- 参加者からの質問や議論に時間がかかりすぎて講座時間が延びた
タイムマネジメントは本当に大事です!
時間配分が上手になるために行うこと
最初から時間通りピタッと終わることはほぼ不可能。
でも、次のことを意識すれば予定通りスムーズに進めることができるようになります。
事前に練習を欠かさない
説明が重複しているところは潔く削る
タイマーを鳴らして切り替える
「成功は準備が8割」とよく聞きますが、オンライン講座も同様です。
台本を作っておいた方がしゃべりすぎないのであれば用意し、通し稽古を何回も行います。
通して行うことで、大体の時間の目安がつき、当日慌てずに進めることができるからです。
また、スライドや説明が似たようなところがある場合は、簡潔にまとめるか削るかなどして、伝える内容をより厳選しましょう。
話過ぎる人にもタイマーが有効
例えば「3分で考えてください」といった問いかけで時間が来た時に、アラーム音を鳴らしたうえで「お時間になりましたので~」と進めるとお知らせとしてスムーズです。
また、講座内容によってはグループレッスンなどで「話すこと」がメインの内容もあります。
その中で、個人的にその人しか解決できないことや自分の想いをまとまりなく話す方も少なくありません。
参加されている方にまんべんなくお話いただき、時間内に収めたいときは「キッチンタイマー」のピピピ音で切り上げることが大変有効です。
「講座終了後にお時間ありましたらまたお話聞かせてください」「メールでよければ続きを送ってください」などフォローをされると相手も嫌な気はしないもの。
自分から言い出しにくい人ほど、アラームが鳴るものなどをぜひ活用してみてください。
私が講座でも自宅でもよく使っているタイマーはこちら↓
くるっと周りをまわして時間を設定します。
直感的に使えますよ♪
事例③予期せぬトラブルが起こる
当日には、様々なトラブルが発生する可能性があります。
例えば、Wi-Fiの調子が悪くて画像に遅延が出たり、PCの調子が悪い、参加者の生活音が入り雑音が入るなどです。
このような場合、講師は冷静かつ迅速に対応する必要があります。
事例
- スライドが出せないなどPCの調子が悪い
- 回線が途切れる、落ちる
- 自宅から参加している人の生活音が入ってノイズとなる
こちら全部経験してます!
解決策
起こりえることは「機材トラブル」と「ノイズが入る」ことがよくあります。
できればPCを2台持つ(最低タブレットでも入室しておき、最悪の事態に備える)
ルーターを数年おきに新しいものに替える
「オンライン中はミュートに」など最初の時点でお伝えしておく
PCは起業タスクに必須なため、スライド作成用のメインと、そのスライドを出せるサブのもの2台あると本当に心強いです。
起業初期の頃、自分用と子供のプログラミング用にとそれぞれ購入し、当日zoomに2台で入室していました。
子供用PCはあくまで保険なので、お客様情報は一切いれていません。
数年後、売り上げが上がり自分用に2台目を購入して、用途に合わせて現在使い分けています。
また、Wi-Fiが安定しないと画面や音声がとぎれとぎれになるので、5年を目安にルータ―を新しいものに替えています。
オンライン講座をするために必要なものリストはこちら
機材トラブル以外にも「感染症などで開催(参加)できない」ということも起こりえます。
その際どうするかをその場で決めるのではなく、最初から「キャンセルポリシー」として明示しておくことで慌てず対応できるので、いざという時のことも余裕がある時に考えて記載しておきましょう。
当日参加できない人への対応はこちら
まとめ
いかがでしたか?
今回は「オンライン講座で人気が出るために当日意識して行うこと」についてお伝えしました。
お客様との会話のキャッチボールが大事だなと感じました
今まで自分が参加してよかった講師のふるまいもぜひ参考にしてみてください♪
オンライン講師は、お客様の期待に応えられるよう、日々改善し学ぶことが求められます。
毎回開催のたびに、良かった点や進化ポイントが見つかると思います。
お客様に満足いただけるオンラインサービスを提供できるきっかけになりましたら心から嬉しいです。
講師デビューや起業初期の方に向けてのお役たち記事はこちら