起業はじめたらやたらお茶会やランチに誘われて断るのも面倒で…
SNSで発信をしていると、いろんな方とSNSでつながったりご紹介を受けたりして、交流が広がることも多いかと思います。
一方で、全然交流がないもしくは会ったことがない人から「今度お茶会するので来ませんか?」「一緒にランチしませんか」などお誘いが来たりして、困ることも少なくないもの。
つながりを増やしたくて行ってみたものの、行った先でネットワークビジネスの勧誘を受けてしまい、なかなか断れず「検討します」と言ってさてどう返事していいかわからず困る…。
起業あるあるなんですが、ママ起業家は特にネットワークビジネスのお誘いを受けることが多いです。
著者も在宅起業7年の中で、この手のお誘いをうけたことは数知れず。
そんな時はいつもある一言でお断りをしています。
今回は、ママ起業で誘いが増えるネットワークビジネスの断り方についてご紹介します。
どんな誘いが来るのか、どう断るのかを知っておくと、今後お誘いが来ても秒でお断りすることができるので、これから在宅起業を考えている人起業ママに参考になりますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事はこんな人におすすめ!
ネットワークビジネスに興味がない
ネットワークビジネスの誘いの断り方を知りたい
起業のあるある話に興味がある
ネットワークビジネスであることを最初に提示しないのは法律違反である
対処の方法を決めておく
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ママ起業家のネットワークビジネスへの誘われ方
在宅起業をスタートして7年の間に実際にあったネットワークビジネスの誘われ方をご紹介します。
・「お茶会(起業女子会)やるので来ませんか?」
「気軽にお茶でも~」「気さくに話して交流を深める会です」など、『気軽』に集まる会だったり、参加費も少額のお茶会でハードルを低くしておいて、行ってみたら、
▲ネットワークビジネスの商品が並べてあって「自由に使ってみて」と展示会
▲声をかけてくれた人や来ていた人がすでにネットワークビジネスの会員
みたいなことがありました。
人見知りを返上して頑張っていったのに、だまし討ちにあった気分になりました…
・「zoomで一度お話聞かせてください」
SNSでフォロー、もしくは友達申請を頂いた方からメッセージをいただき、「今後ともよろしくお願いいたします」と挨拶を返したところ、
「あなたのような素晴らしい仕事をしている人から、なぜその仕事を始めたのか、目指すゴールは何か一度オンラインで話を聞かせてくださいませんか」
とメッセージをいただきました。
オンラインなら直接会わないし大丈夫かな…と思ってマンツーマンで画面上でお会いしたところ、一通り私の話をした後に、会員制のビジネスがあって…、ネットワークビジネスの話をされました。
そのあと何度か同じ会員の別の人からテンプレでお誘いが来たので、即ブロックいたしました(涙)。
・「セミナー行くから一緒にいかない?」
自分が学びたいセミナーや講座に参加して顔見知りになり、SNSでも交流があった方から、
「おもしろそうなセミナーがあるから一緒にいかない?」
とお誘いを受けて、知っている人だし安心かもと詳細を聞いてみたら、セミナー主催の会社名をしらべたらネットワークビジネスのものでした。
私はカモにみえたのでしょうか
・「セミナーで登壇するので応援しに来てくれない?」
知人友人から、
「今度、自分が所属しているところでセミナー(プレゼンや成果発表パターンもあり)をするから、応援に来てくれないかな?」
とお誘いを受けました。
この手の誘いで多いのは、
ことです。
ネットワークビジネスでなくても、ビジネス系の応援グループでは日常化していて、グループに参加することで相互支援を受けられるから売り上げが安定化する、そのために年会費が10数万かかる、といわれました。
対面でもオンラインでも応援きてほしいが何度もありました。
人の好さに付け込んだ断りにくい誘い方です…(怒)
「副業に興味ない?」
これはもう起業に関わらず、全社会人へのお誘いとして鉄板なセリフですね。
「子供に教育費かかるから」「物価も上がってるのに給料上がらないし」「老後資金も必要だし」
→他に収入があるといいよね!収入の柱は何本あってもいいよね!
お金に対する不安をついて、副業という形でネットワークビジネスを勧めてきます。
実際、ママ起業家の中では本職とは別に副業をしている人も沢山います。
収入の柱をいくつか持つのは大事なことですが、それがネットワークビジネスでなくてもいいと思います
その誘い方、法律違反。
この手の誘いで多いのが、最初から「これはネットワークビジネスです」といわずに勧誘していることです。
しかし、これはれっきとした法律違反。
連鎖販売取引に対する規制で、
1.氏名等の明示(法第33条の2)
統括者(連鎖販売業を実質的に掌握している者)、勧誘者(統括者が勧誘を行わせる者)又は一般連鎖販売業者(統括者又は勧誘者以外の連鎖販売業を行う者)は、連鎖販売取引をしようとするときは、勧誘に先立って、消費者に対して、次のような事項を告げなければなりません。
特定商取引法ガイドより
- 統括者、勧誘者又は一般連鎖販売業者の氏名(名称)(勧誘者、一般連鎖販売業者にあっては統括者の氏名(名称)を含む)
- 特定負担を伴う取引についての契約の締結について勧誘をする目的である旨
- その勧誘に係る商品又は役務の種類
もし、誘われた時点でネットワークビジネスであることを伝えられていなかったら、その時点でアウトです。
そもそも、自分が勧めたいものを最初隠しておくのは「それがやましいものだ」と感じているからでは?
自信があるなら最初から開示せんかい!
ネットワークビジネスの断り方
ネットワークビジネスだとわかり、やらない場合の断り方をご紹介します。
「ネットワークビジネスはやりません」
これだけでいいです。
なぜ?と聞かれても、壊れたロボットのように「やりません」を繰り返しつたえてください。
「時間がない」「お金がない」などやらない理由を伝えると、相手からマニュアルがあるのかと思うほどの理由をつぶす返事が返ってきます。
やりたくないからやらない。
それがどんなに親しい相手でも対応は同じです。
断る基準を持つことが大事
断るのは相手に悪いというか、自分の心証も悪くなるかも…
起業すると決断の連続です。
これはやる、やらない、と最初から決めておくことで、無駄に悩んだり時間を浪費することもぐっと減ります。
断ることに悩まなくていいんです。
相手が怒ってきたらどうしよう…と悩まなくても大丈夫。
相手の感情まで責任を持たなくていいのです。
あなたが思うことが自由なように、相手がどう思うか感じるかも自由。
互いに尊重してくれる相手だけ、心を砕いて接していきましょう。
人付き合いは腹六分くらいがちょうどいいですよ☺
断っても勧誘される場合
断っても連絡が来る場合どうしたらいいですか?
以下の対応をおすすめします☟
・こちらから連絡しない
・ブロックする
・相手の会社に「〇〇さんからの勧誘がひどい」と連絡する旨を伝える
・消費者庁の消費者ホットライン188に連絡する
相手が嫌がるのは、「自分の会社にクレームを入れられる」ことが多いです。
業務停止命令が下ったネットワークビジネス会社も多々あります。
消費者ホットライン188へのご連絡も検討されてください。
誘われたときに確認すること
今後、何かお茶会やセミナーのお誘いがあった際に
ネットワークビジネスのものではないですか?
ネットワークビジネスの紹介が当日ありますか?
なにかビジネスの勧誘がありますか?
と確認してみてください。
こちらから尋ねて「勧誘がある」といった時点で誠実さゼロなので、
「ネットワークビジネス(そのビジネスも含め)をやらないので行きません」
とお断りしましょう。
勧誘がないといいながら行った先で行われた場合は、消費者ホットライン188へ連絡してください。
「大事な人だから誘うのよ」という相手には、あなたはカモにしか見えていません。
大事な人なら、嘘はつかないし、堂々と提示するでしょうから。
今まで誘われたネットワークビジネスのビジネス内容
お誘いただいた有名な会社はこちら。
・アムウェイ
・ドテラ
・ヤングリビング
・ライフバンテージ
ネットワークビジネスではありませんが、業態が近いと感じたものは、
・ツクツク(権利金を支払って、サイトの出店の権利を買う)
・BNI(ビジネス相互支援系)
・福利厚生系のなにか
・ママてらす(みなさん最初のメッセージがテンプレ)
参加するのは自由ですが、自分の時間とお金を払ってでもやりたいことなのかを考えて結論を。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「ママ起業で誘いが増えるネットワークビジネスの断り方」についてお伝えしました。
SNSで発信をしていると、この手の誘いがかなり多くいただきます。
断り方はシンプルに、
ネットワークビジネスはやりません
理由も何もいわず、この一言だけ伝えてください。
相手も断られるのが前提で誘っているので、あっさり連絡が終わることが多いです。
自分が嫌がることをしてくる人に敬意を払う必要はありません
あなたにとってネットワークビジネスが必要でないなら、サッとお断りして自分が向き合うべきタスクに楽しんで取り組んでください。
今回の記事が、行動に迷いがなくなる機会になりましたら心から嬉しいです(^^)。
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