確定申告やったことなくてどこからどう始めたらいいのかわかりません…
起業すると避けて通れない確定申告。
ですが、経理って何??の状況があると「面倒くさそうだから稼がない」というわけわからない思考になってしまいがちです。
せっかくスタートしたのに「経理」や「記帳」、「確定申告」のせいでお金を頂かないのはもったいなすぎることです。
でもわかるんです。私も「経理って何?」と全然わかってないまま講師業を始めたので不安な気持ちでいっぱいでした。
そこで今回は、ゼロスタートの経理と確定申告についてやってきたことからの学びと経験をお伝えします。
この記事を見ると、何からやったらいいか具体的にわかり、確定申告が怖くなくなるのでぜひ最後までご覧ください!
この記事はこんな人におすすめ!
これからオンライン講座を始める
事業用の経理が分からない
確定申告を楽にするノウハウを知りたい
確定申告をスムーズにするためにやっておくといいことは?
それは以下の7つです。
①事業用口座をつくる
②事業用クレジットカードを作る
③クラウド会計サービスを使う
④事業用で決済したレシートはその日のうちに財布から出す
⑤できるだけ毎月記帳する
⑥記帳したレシートをファイルに入れる
⑦経理のプロとつながっておく
詳しく説明していきますね。
①事業用口座をつくる
なぜ「事業用の銀行口座」が必要なのでしょうか?
家族名義のクレジットカードなどで落ちる銀行口座と、お客様の入金や自分が受講した講座の振り込みなどが一緒の明細になると、「確定申告の際にとっても面倒くさい」から。
家族や個人のものを出金する銀行口座と事業用を別に持つこと。
せっかく始めるなら、売り上げも上げていきたいですよね。
家族のお金ではなく、自分で得られたお金が見えるのも、自分で自由に使えるお金も。とっても嬉しいものです。
おすすめの銀行口座は?
今持っているものを個人用の入金をゼロにした状態から使うのが一番早いです。
一方で、今後を見据えて以下の点を満たす銀行口座を持つことをおすすめします。
・クラウド会計サービスと連携している銀行口座で設定する
・銀行口座のアプリがあり、アプリ内で入出金の確認や振り込みができる
後述する「クラウド会計サービス」と連携できるものだと、自動で金額が反映されるので手打ち入力の労力とミスが減ることで大変スムーズです。
②事業用クレジットカードを作る
事業用の銀行口座が持てたら、次に、先ほどの銀行口座同様、事業で買ったものと個人や家庭で必要なものをわけるために、事業用でクレジットカードを1つ持ちましょう。
年に1度の確定申告の際に色々な入力が本当に楽になるので、ここも「分ける」ことがとっても大事です。
私は「イオンカード」を使っています。
後述する「クラウド会計サービス」の自動反映に対応しているクレジットカードです。
おかげで、毎月の経理が本当楽になりました。
たまったイオンポイントで、ご褒美スイーツも買えちゃえます♪
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③クラウド会計サービスを使う
毎年行っている確定申告の提出のためクラウド会計サービス「MFクラウド確定申告」を使っています。
昔だと、手書きやエクセルで自作した表で帳簿付けすることが主だったそうですが、こちらと提携している銀行との残高や取引を自動連係できたり、確定申告書類を自動作成してくれます。
ほぼ毎月、使った経費をサイトでポチポチと入力したり登録するだけでOK.
自動反映してくれる金融機関はなんと2400件以上です。
また、イオンカード・JCBカード・楽天カード・VIEW CARD・dカード・DCカード(個人・法人) を含む300種類以上のクレジットカードに対応しており、対応数の多さが強みとなっています。
どのプランがいい?
私は請求書を年15件以上発行するので「パーソナル」で契約しています。
請求書発行が必要ない場合は「パーソナルミニ」で十分です。
1か月無料で使えるので、まずは無料会員登録からどうぞ☟
\これで確定申告も怖くない!/
>>マネーフォワードクラウド確定申告をみる④事業用で決済したレシートはその日のうちに財布から出す
1つのお財布で、家庭のものや事業で使うものを買うことも多いと思います。
毎月の記帳をカンタンにするために大事なことは、
・個人や家庭の買い物のレシートとは分ける
・紛失予防で収納箱を用意する
帰宅後すぐにお財布からレシートを出すと決めて、分けてしまうことがおすすめです。
事業用のレシートは一つ箱を作って別管理にしましょう。
⑤できるだけ毎月記帳する
クラウド会計サービスを入れておいても、実際の記帳や入力は後回しになりがちなもの。
しかし、ためておくと「この買い物何だった?」「これっていつの??」など思い出せず、ものすごく時間と労力を要してしまう事態になります。
実際、確定申告の時期になると「1年分のレシートをこれから分けるところから始まる」「レシートのこの束、お金になったらいいのに」「打っても打っても終わらないレシート入力」といった悲壮なコメントがSNS上に溢れます。
お母さん業をしながら丸一日確定申告のためだけに時間を作るのは至難の業。(下手すれば1日でも終わらないことも…!)
できるだけ時間を作って数十分、毎月の記帳をやっておくことが未来の自分を助けることにつながりますよ。
ためていいのはお金だけと心得ましょう!
⑥記帳したレシートをファイルに入れる
クラウド会計サービスに記帳した紙のレシートは、「〇月現金」「〇月クレジットカード」でクリップでまとめて、ファイルに入れておくと、あとからの管理がとても楽です。
このように百均で買えるクリアポケットに月名を付箋に書いていれていくだけ。
背表紙に作成年と保管年を書いておくと、処分するときも楽です。
⑦経理のプロとつながっておく
私は、毎月の記帳は全部自分でやって、最後確定申告出す際の数字を合わせる(出せる書類にする)のを経理のプロにお願いしています。
税理士に頼んで、記帳を丸投げすることも可能です。
管理費用として毎月数万かかりますが、経理への時間と労力を減らすことができるので費用対効果は高いと考えられます。
はじめての確定申告も相談に乗ってくれる税理士紹介サービスがありますので、まずはこちらから相談されてみてはいかがでしょうか。
>>確定申告について相談するまとめ
いかがでしたか?
今回は「確定申告を楽にするやったらいいこと7つ」についてお伝えしました。
以下にポイントをまとめます。
①事業用口座をつくる
②事業用クレジットカードを作る
③クラウド会計サービスを使う
④事業用で決済したレシートはその日のうちに財布から出す
⑤できるだけ毎月記帳する
⑥記帳したレシートをファイルに入れる
⑦経理のプロとつながっておく
やるべきことがはっきりして前に進めそうです…!
必要なものをそろえれば、あとは定期的な入力だけで日々の活動に邁進できるようになりますよ♪
今回の記事が、これから起業をはじめる、始めたけれど経理のことや確定申告についてよくわかっていない方への参考になりましたら嬉しいです。
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