オンライン講座を行う時に気を付けたほうが良いことを教えてください
オンライン講座やオンライン個人セッションを行う際に、「これをやると参加者さんが嫌な思いをする」「集中しづらくなる」といった、いくつかの状況があります。
どんなに完璧にスライドを作っても、それ以上に大事なのは、講師の「在り方」。
今回は、当日の講座開催中の「これはNGです」という具体例をわかりやすくお伝えします。
ほぼ毎月オンライン講座を開催もしくは受講して5年目の私が、めちゃくちゃリアルにお伝えしますよ。
オンライン講座を開催したいと考えている人はぜひ参考にしてください。
この記事はこんな人におすすめ!
これからオンライン講座を始める
ダメな例を聞いて当日に生かしたい
信頼される講師に最短でなりたい
技術面とメンタル面の配慮が必要
普段から意識すること講師としての信頼度につながる
告知や発信に欠かせないのが「ブログ」。
WordPressで始めることで、ブログとウェブサイトを同時に開設できてお得です!
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先に失敗例を聞いておくとよいメリットは
ズバリ「お客様からの信頼度に直結するから」です!
沢山オンライン講座を行うためのノウハウはあふれていますが、さりげない配慮ややらないほうが心証がいいものは経験者にしかわからないもの。
最初から意識しておくことで、お客様から「また受講したいです」「聞けて良かったです」などの満足度につながったり、不要なトラブルを回避できることにもつながります。
オンライン講座を行う時にやったらいけないことは?
技術面と気遣いのようなメンタル面があります。
それは以下の7つです。
①画面が暗い
②視点が合わない
③画面に近すぎる
④生活音が入る
⑤背景がおかしい、違和感を感じる
⑥タメ語で話す
⑦仲間内だけでもりあがる
詳しく説明していきますね。
①画面が暗い
PC内蔵のカメラだと、オンラインではかなり暗くぼやけて映ります。
画面が暗いと素敵な笑顔もホラーな感じに映り、講座内容より暗さが気になって集中できない、という印象をお客様に与えてしまうのです。
暗い画面は暗い印象に映るため、「なんだか怖い」「信頼できない」という風に思われると、そこからのリカバリーは大変時間がかかります。最悪、もう二度と申し込んでくれない可能性も…。
晴れた日の室内でもそのままでは光量が足りません。
リングライトやLEDライトを追加して、明るい印象で映るように心がけましょう。
こちらに明るさを追加してくれるライトをご紹介しています☟
②視点が合わない
お客様の様子を画面で見るようにすると、お客様の表情は良く見えます。
しかし、お客様からはあなたの視点が外されて見えるため、台本を読んでいるようなちょっと残念な感じに映ってしまいます。
例えばテレビを見ていて、タレントさんがカメラの方を見ないまま進行しているのと、しっかりカメラ目線で話してくれるのとでは印象は随分変わってきませんか?
「カメラの向こうのお客様がいる」ことを意識して、できるだけwebカメラの方を見てお話しすることが大事です。
外付けのwebカメラを見るとお客様の表情をみることはできないので、「時々画面を見ながら基本目線がwebカメラに」を習慣にしましょう。
外付けのwebカメラでキレイに映っていくことも大切に。
こちらにオンライン初心者さんでも講師でもおすすめのwebカメラをご紹介しています☟
③画面に近すぎる
お客様をよく見たいのかわかりませんが、講師がやたら画面いっぱいに映るとものすごい圧迫感をうけます。
講師が映るイメージは、ニュースを読み上げるアナウンサーを意識してみましょう。
テロップが右上や下に入るほどの余白で、アナウンサーが座って映し出されていることに気づきます。
客観的に見て、自分の座る位置がおかしくないか、背景に余白がありお客様に違和感を感じさせないかを毎回確認しておきましょう。
④生活音が入る
自宅でオンライン講座やセッションをしていると、いろんな音に囲まれることになります。
洗濯機の動作音や外の話し声、一番は宅配時のピンポン音。
講座中に荷物が届いて中座するのは心証がとてもよくありません。
置き配もしくは配達時間を講座中以外に設定しておくこと、また、講座中のインターフォンを音量オフにしておきましょう。
ご家族が自宅内にいるなら、入室したり話しかけないように伝えておくことも大事です。
また、我が家はドラム式洗濯機を使っているのですが、振動音がすごいため講座中は骨伝導のヘッドホンでさほど生活音を拾わない仕様であっても、洗濯機を回さないようにしています。
ブーンといった低い作動音などは、お客様にとってノイズになり、集中の妨げになります。
お客様とオンライン中は、生活音ができるだけ入らないように配慮しましょう。
⑤背景がおかしい、違和感を感じる
オンラインの背景は、自分のサービスを印象付ける大事なものの1つです。
そこに、ぎゅうぎゅうの本棚やぬいぐるみなどが陳列されたカラーボックス、よくわからないタペストリーなどが飾られているとしたら、それはもうすでにお客様にとって余計な情報であり脳へのノイズでしかありません。
また、バーチャル背景でも、文字入れして自分のサービスを多く入れていたり、花が空間に浮いているといった背景を選ぶと、見ている人に違和感や目疲れをおこす原因になってしまいます。
バーチャル背景を作られる際は、「奥ゆきを感じられる」「自分のサービスのイメージに近いカラーを使う」「アイテムを数点いれる」などを念頭に置いてつくってみましょう。
サービス別にバーチャル背景を作ってみた例がこちらです。
キャンバというアプリで無料で誰でも使えるので、参考にしてみてください。
⑥タメ語で話す
ですます調を用いず、〜だ、〜だね、〜だよ、などをつかう「タメ語」。
以前、講座中に親近感を出すためにわざとタメ語で話すという人がいて、ものすごく不快でした。
お金と時間をかけて知りたいことを学びに来ているのに、初見で友達のようになれなれしく感じてしまいました。あと、上から目線で話されている感じもうけて、大変不愉快に感じました。
50歳を過ぎても学生のノリで話しかけてくる講師がいて、周りから距離を置かれ講座も開催できなくなった方もいます。
社会人として人との距離感をとることは、とても大事。
親しみやすさは敬語でも十分伝わります。
友達であっても、お金をいただいているのならプロとしてその時間は一線を引いて、敬意をもって接しましょう。
⑦仲間内だけで盛り上がる
数人の参加者がいるオンライン講座や企画、グループセッションで、仲のいい友人が参加すると「〇〇ちゃん元気~?」「またあそこ行こうよ」といった仲いい人同士しかわからない話題をすると、接点がないお客様にとっては「疎外感」を感じる原因になります。
そもそもそのような会話は、その時間以外で別の場所でやればいいこと。
例として、ママ友数人で集まったときにその中の2人だけわかる話で盛り上がっていて、自分や他の人はわからない話題でぽつん…といった状況と同じです。
特に女性は「みんなで安心したい」という本能があるため、ちょっとでも疎外感を感じると居心地の悪さを感じて離脱につながってしまいます。
一人一人にお声掛けして、同じ場所を楽しく共有できるようなあたたかい配慮をしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「オンライン講座を開催するときにやったらいけない7つのこと」についてお伝えしました。
以下に3つにポイントでまとめます。
技術面とメンタル面の配慮が必要
普段から意識すること講師としての信頼度につながる
オンライン講師初心者あるあるなお話でしたね
やりすぎ、盛りすぎ、いろんな意味で近づきすぎは要注意です!
開催する側だけでなく、自分が参加するときも今回のNG例を意識されると、相手の講師からの起業家としての信頼を得られることにもなります。
良い印象もたれることは、お金では買えない信頼につながっていくので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
参考になりましたら嬉しいです!
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