お客様に入金してもらうのは銀行口座?オンライン決済?
オンライン講座をスムーズに運営するためには、事務管理や事前の設定も必要です。
これからはじめる方の中で、支払い方法を設定する際に、何を設定していいかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は「オンライン講座をスムーズに運営するための入金管理の方法」をご紹介します。
この記事を読むことで、まずここからはじめたらいいという目安ができるようになります。
オンライン講師歴7年目著者が、具体的にわかりやすくお伝えします。
この記事はこんな人におすすめ!
これからオンライン講座を始める
入金方法を知りたい
オンライン開催はじめてでもできることを知りたい
お客様の入金の手間を省くためオンライン決済を使うのがおすすめ
オンライン決済は「Square(スクエア)」が講師側も使いやすい
今回の結論として、オンライン決済ならSquare(スクエア)が講師側・お客様側ともにおすすめ
\オンライン上でかんたん決済OK/
入金管理のポイント
講座の支払いは、大きく分けると次の2つになります。
①銀行振り込み
②オンライン決済
どちらにもメリットデメリットがありますが、結論から言うとおすすめなのは②オンライン決済です。
詳しく説明していきますね。
①銀行振り込み
事業用の口座に振り込んでもらうパターンです。
起業初期では、入金先を伝えるだけで楽なので使いやすいと思います。
もしこれから事業用口座を作るなら、「同じ銀行同士なら振込手数料が無料」または「無料で他銀行へ振り込みができるサービスがある」ところを選ばれると、お客様が入金される際の振込手数料を減らすメリットがあります。
私はゆうちょ銀行を事業用口座で使っています!
筆者が「ゆうちょ銀行」を選んだのは、
・お客様であるママ世代の認知度が高い
・口座を持っている率が高い
・ゆうちょ口座間の送金はインターネットバンキングを使用すれば月5回まで無料
という点からでした。
インターネットバンキングで「同じ銀行同士なら振込手数料が無料」または「無料で他銀行へ振り込みができるサービスがある」が適応されるところが多いので参考にされてください。
一方で、お客様の中にはインターネットバンキングを使っておらず、振り込みのために外出しないといけない人もいらっしゃいます。
また、インターネットバンキングを使っていても入金先の情報を入れないといけない手間はあるので、お客様にとっては、ちょっと面倒な印象です。
②オンライン決済
数多くあるオンライン決済サービスの中で、メジャーでよく使われているのが「PayPal(ペイパル)」や「Square(スクエア)」です。
ペイパルを使う
ペイパルは、世界中で2億人以上が利用するオンライン決済サービスです。
個人間送金、オンラインショップでの支払い、請求書支払いなど、様々な用途で利用できます。
ペイパルの登録は、以下の3ステップで簡単に完了できます。
ステップ1:新規登録
- ペイパルの公式サイト (https://www.paypal.com/jp/home) にアクセスします。
- 右上の「新規登録」ボタンをクリックします。
- 個人アカウントの場合は「個人」、ビジネスアカウントの場合は「ビジネス」を選択します。
- 居住国を選択します。
- メールアドレスとパスワードを入力します。
- 「同意してアカウントを開設」をクリックします。
ステップ2:本人確認
- 登録したメールアドレスに認証メールが届きます。
- メール内のリンクをクリックして、本人確認を行います。
- 電話番号を入力し、SMSで届いた認証コードを入力します。
ステップ3:支払い情報の登録
- クレジットカードまたは銀行口座を登録します。
- カード情報または口座情報を入力し、「次へ」をクリックします。
- 本人確認が完了すると、ペイパルの利用が可能になります。
ここまで口座登録ができたら、以下の2つの方法で相手にお知らせします。
・送金リクエストを送る
・PayPal.Meリンクを使う
送金してもらう相手は、ペイパルアカウントを持っている必要があります。
決済手数料は3.6%+40円かかります。
例えば3800円で設定していると、受け取る側は3671円になります(30万円超の決済では割引手数料になる)。
PayPal.Meリンクを使うには
- https://www.paypal.com/paypalme/ にアクセスします。
- 自分の名前またはユーザー名を入力します。
- 送金してもらう金額を入力します。
- 「リンクを作成」をクリックします。
- 作成されたリンクを相手に共有します。
相手は、共有されたリンクから、ペイパルにログインして送金することができます。
お客様側もペイパルアカウントを登録していないと使えないのと、登録した口座から出金する際5万円以下だと250円の手数料がかかります
【おすすめ】Square(スクエア)を使う
ペイパルと同じ機能が使えて、オンライン決済手数料もほぼ同じ(決済手数料は3.6%)、出金手数料がかからないのがSquare(スクエア)。
店頭でクレジットカード決済をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
端末がなくてもオンラインで同じように決済ができるだけでなく、
お客様は連絡先とカード情報を入力するだけで決済できる
という大きなメリットがあります。
Squareで振り込んでもらう方法
Square リンク決済は、商品やサービスの販売、寄付の受け付け、請求書の送付など、さまざまな用途で利用できる便利な決済方法です。
必要なもの
- Squareアカウント
- インターネット接続
手順
- Squareアカウントにログインします。
- 「オンラインチェックアウト」メニューを選択します。
- 「新しいチェックアウトを作成」をクリックします。
- 「支払いを受け付ける」または「寄付を受け付ける」を選択します。
- リンクの名前を入力します。
- 必要に応じて、商品名、価格、説明、画像などを設定します。
- 「リンクを作成」をクリックします。
リンクの共有方法
作成したリンクは、以下の方法で共有できます。
- メール
- SMS
- SNS
- QRコード
顧客の支払い
顧客は、共有されたリンクをクリックすると、商品やサービスの購入、寄付、請求書の支払いを行うことができます。
決済方法
顧客は、以下の決済方法で支払いを行うことができます。
- クレジットカード
- デビットカード
- Apple Pay
- Google Pay
金額に関わらず振り込み手数料は無料や利便性が高いのはすごい!
\オンライン決済がかんたんにできる/
ペイペイなどのペイサービスは事業用口座で使える?
「ペイペイ」「LINEペイ」「メルペイ」などのペイサービスを、事業用決済口座として使えるかも?と思う方もいらっしゃると思います。
以前、経理のプロに聞いてみたところ、
銀行口座と同じで、個人用の買い物と混じると帳簿付けの時に面倒になる。
最初から事業用専用として使うならアリ。
個人用の買い物もするならおすすめしない。
という見解をいただいたことがあるので、参考にされてください。
この話を聞いて、私はペイサービスは事業用で使わないようにしています☺
まとめ
いかがでしたか?
今回は「オンライン講座をスムーズに運営するための入金管理の方法は?」についてお伝えしました。
何を使っていいかわからなかったので参考になりました!
銀行口座とスクエアの2つでスマートに入金先を決めてみてはいかがでしょうか☺
お金の管理は起業初期だとドキドキして不安な気持ちになることもあると思います。
今回の記事が、収益化につながるはじめの一歩になりましたら嬉しいです♪
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