やたら聞いてくる人への対応で参ってます…
検索すれば出てくることから、有料でしか得られない情報について「教えて!」「どこで買えるの?」「友達価格でやって!」など、人の都合を考えず「情報だけくれ」と言ってくるクレクレ星人、あなたの周りにいませんか?
そんな連絡が来ると、「ウッ…」と一瞬心が重くなったりする人もいるのではないでしょうか。
筆者も講師業をはじめて8年経ちましたが、この手の悩みは起業初期の頃本当に悩みました。
いくつかの状況を経てあるルールを作ったところ、クレクレ星人による被害がピタッと止まったんです。
クレクレ星人が近付かなくなる理由は、日本人特有のある考えを見直したから⁉
今回は、「クレクレ星人への対策は?身近なところからできることもお伝えします」についてお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事はこんな人におすすめ!
やたら聞かれて困っている
しかもお礼も返信もない
クレクレ星人への対応を考えたい
- 違和感は大事にする
- 許せる線を決めておく
- 普段から同意と境界線を取る練習をする
\なかなか断れないと悩む人におすすめ!/
クレクレ星人の主な特徴
クレクレ星人は、相手にばかり要求したり、与えてもらうことを求めたりする人のことを指します。
特徴として、以下のことがあげられます。
- とにかくお金をかけたくないケチ性質
- 日常的に不満が多い
- 人に対しての依存心が強い
- 自分のことしか考えられない自己中心的思考
- 自分の損得だけで動く
こういう人が周りにいるだけで雰囲気が悪くなりますし、自分の心も沈みがちになりますよね…。
クレクレ星人への対策3つ
しかし、仕事上の付き合いだとバッサリ関係を切るわけにもいかず、仕方なく応対することもあるかと思います。
そんな時には次の対策を考えてみましょう。
①「イラッ」を大事にする
②どこまで許せるかを決めておく
③身近な人への境界線を引く習慣をつける
詳しくお伝えします。
①「イラッ」を大事にする
「〇〇について教えてほしい」ときたときに
は?自分で調べれば?イラっとする
と瞬間的に思ったとしたら、その違和感をまず大事にしてください。
次に「でも、講座に来てくれた人だし…」「ここで恩を売っておけば後で何かつながるかもしれないし…」といった「いやいやちょっと待って」といった一方の感情が出てきて、
最初の気持ちを打ち消そうとしたら覚えていてほしいのです。
その直感、大体当たっているよ
ということ。
元々丁寧で親切な人からの連絡だったら、そんなマイナスの感情は出てこないもの。
自分の本音としては、連絡してきた人に最初からあまりいい印象がなかったことで、教えてくれくれがスイッチとなって「イラっ」とくる感情を引き起こしていると考えます。
また、いい印象であったとしても、度が超えた要求(無料や割引にして、無料で教えて)などの時にイラっとなったなら、今後その人とあたたかい関係を築くことは難しいと言えます。
なぜなら、今後のお付き合いの中でストレスがたまる可能性が高いから。
仕事上で付き合いがあるといえ、イラっとする気持ちになったならそれは悪いことでもなく「自分の本心が教えてくれているサイン」だと受け取ってみてください。
違和感を感じたまま付き合いを続けると、あとで自分のせいにされたりとひどい目に遭うこともあります。
全然話が共有できなくなって喧嘩別れしたこともありました…
②どこまで許せるかを決めておく
イラっとしながらも対応すると決めた場合、どこまで対応するのか最初に決めておくと気持ちがラクになります。
・教えるのは○○まで、あとは参考になるリンクを送信
・1度は対応するけれど2度目は対応しない
・伝えた後に御礼やその後の対応などの連絡がきた人には付き合いを続ける(ほぼいないけど…)
サイトを探すのも自分の時間を使ってるんですけどね…。
許せる線をちゃんと自分で引くのが大事です!
③身近な人への境界線を引く習慣をつける
日本人特有の「NO」と言えない気質、これを普段から直しておくことをおすすめします。
なぜ「いやだ」「いらない」「やめて」と言いづらいかというと、いう機会がなかったことが大きいです。
親子間で、子供に了承を得ず「かわいいからキスしちゃう」「お尻タッチ!」なんてやっていたら即刻やめてください。
世界基準の性教育では
イエス以外はみんなノー(NO)
という基準があります。
相手からの明確な同意がない限りすべてノーということを、私たち日本人は教育もされなければいわれたこともないのが現状のため、
親という信頼している大人からされることが嫌でも断る機会がなければ、成長したときに「断って嫌われるのが怖い」というDVに被害者になる可能性が上がります。
大事なのは、
「これはいい」「これはいやだ」という意思表示を親子間で行う
具体的な状況としては、
(親)「ハグしていいですか?」
(子)「いやです」「いいです」「握手ならいいです」「ハイタッチならいいです」
(親)「こちょこちょしてもいいですか?」
(子)「いやです」「じゃんけんならいいです」
このように、親子だから友達だからと関係に関わらず、相手に聞いて相手の意思を尊重することを普段の会話で繰り返します。
この「同意と境界線」ができることで
自分のからだをどうするか、自己決定権が育つ
と言われています。
私も日々実践中です。
NOはその選択がいやなだけであって、あなたのことを嫌いになったわけないからね
この本おすすめ!自分の考えを言える大人になれる
以前子供向けの性教育講座に参加した際に教えてもらったこちらの本をご紹介します。
大切な子どもたちに、自分を守り人を傷つけない「知恵と勇気」を与えたい!
面白くて役に立つ&大人にも新鮮でためになる、すべての子どもに贈る1冊。
(Amazonより)
子供向けの本なのですが、大人にもめちゃくちゃ刺さる一冊です。
同意と境界線を知らないまま大人になったすべての人へ。
親として、自分の関わりを振り返るきっかけになります。
自分の意思を言えることで、クレクレ星人への対応もすごく楽になりました!
>>子どもを守る言葉「同意」って何? YES、NOは自分が決める!
クレクレ星人への返事はどうする?
対応しないできない場合は「ごめんね、詳しくないので」「その件に関しては無理です」
対応する場合は「〇〇まではわかるのでそこまで教えるね」「これ以上は自分で調べてみて」
断る時は理由も伝えなくて大丈夫。
クレクレ星人は「聞けたらラッキー」くらいに(フリマアプリなどで値引きできるかきいてみような感覚で)しか思ってないことが多いので、サクッと流して次に行ってもらってください。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「クレクレ星人への対策は?身近なところからできることもお伝えします」についてお伝えしました。
普段からNOを言う練習からはじめたいです
自分の意思を明確にすることでクレクレ星人からの被害が止まりましたよ
相手の都合を考えていないクレクレ星人。
「友達だから」「親戚だから」「今後の取引に前向きに対処するから」と断りにくい状況を利用してきますが、そういう人ほどただただ搾取してうけとるこちらが疲弊するだけしかなくなってしまいます。
友達であろうと親戚であろうと取引先であろうと、その選択は嫌なのでお断りします、で大丈夫。
本当に大事なご縁なら、クレクレ断ってもちゃんと続いていきますから。
今回の記事が、クレクレ星人との付き合い方の参考になりましたら嬉しいです。
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