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帰省が苦痛だけど言えない…実は悩んでいる人も多い「帰省ブルー」克服法

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みわさん

義実家にお盆や年末年始に行くのが実は苦痛で…

お盆休みなどの長期休みに、久しぶりに家族や友人に会えることを嬉しく思う人がいる一方で、「実家に帰りたくない」と考える人も少なくありません。

特に多いのが、夫の実家に帰省する女性、すなわち”お嫁さん”たちが、SNS上で「夫の実家に行きたくない」「行っても疲れるだけ」など否定的なコメントが多くみられるようになります。

実家や夫の実家に帰省することに対し、楽しみだと思えない。

実は筆者も結婚当初からこのような「帰省ブルー」を感じていました。

帰省することに面倒くささを感じながらも、そう思う自分が嫁としてできていない感じがして、すごく罪悪感を感じて長期休みの時はもやもやすることが多かったですね…。

でも、あることがきっかけで「帰省ブルー」がほぼ激減したんです。

現在、長期休みの時に帰省しなくても親との関係が悪くならずで過ごせています。

今回は、帰省ブルーに悩むママに、筆者がどうやって帰省ブルーを克服したのかをご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください♪

ゆずこ

この記事はこんな人におすすめ!

帰省が嫌だと悩むママ

帰省したくないが言いづらい

帰省しない自分が悪い人に思える

今回の結論

結婚したとはいえ元々は夫も親戚も赤の他人だから緊張して当たり前

親戚付き合いはそれぞれで行うと決める

お盆などに帰省しなくても親戚づきあいは変わらないことも多い

もくじ

帰省ブルーになった私の事情

私の実家は遠方で新幹線の距離。夫の実家は車で高速で90分ほどの距離で暮らしています。

結婚当初は、お盆の時期も正月の年末年始も「夫の実家で過ごす」ことが当たり前だと思っていたので、2~3泊して過ごしていました。

私の実家の方は、お盆の時期を避けた夏休み時期もしくはクリスマスのあとに、夫は仕事でいけないので私だけ帰省することがほとんどでした。

この「嫁としての当たり前」という昔ながらの価値観が、年々私を苦しめるようになったんです。

夫の実家への帰省が苦痛になった

結婚して数年後、子供が生まれてもお盆と正月は夫の実家で過ごすことが続きました。

夫実家は夫両親の2人暮らし。田舎で築70年以上の民家です。

夫両親はいつも温かく迎えてくれて、ご飯も沢山用意してくれていました。

でも、帰省の時期が近付くと、ものすごくイライラするようになっていきました。

その理由が、

  • 帰省に向けて、夫実家であつまる親戚へのお土産の用意が多く、私が買い出しにいっていた
  • 夫実家に集まる親戚づきあいだけでなく、姑側の親戚の集まりまで参加させられる
  • そのため会ったことのない親戚の子供へのお年玉を用意しなければならない
  • 緊張するため便秘になり、帰宅後ぐったりと疲れてしまう

私にとって、夫の両親との関係は「上司と部下」でした。

年に何回も会わないから我慢しようと気を張るため、安らげず、ひたすらお手伝いに徹していました。

そうすると、子供に戻る夫の姿に無性に怒りを感じたり「なぜ私はここにいるのだろう」と一瞬虚無感に襲われることも。

そもそも、夫とは元々赤の他人。

時間をかけて信頼関係を築いてこれたからこそ話せるのであり、年に何回も会わない親戚という名の他人に気を使うことは続き、どうしても慣れることができませんでした。

いつも親切にしてくれる夫両親が嫌いなわけではないのです。

同じところをぐるぐると回り続けるような気持ちを持つ自分にも、嫌気がさしていきました。

帰りたくても帰れないことで起こった心境の変化

そんな状況が一変する出来事が起こります。

それが「コロナ渦による移動の制限」でした。

県をまたいでの移動や帰省を控えるようにという状況になり、生まれて初めて「帰省しないで家族だけ過ごす」年末年始をすごすことになったんです。

移動がないってなんて快適なんだろう…

家族だけで気を遣わずに過ごせる休みがなんて心地いいの…

そんな気持ちになったのは初めてでした。

好きなものを食べて、食事の用意もせず、好きな時間に起きて、好きなテレビを見て過ごす。

こんな過ごし方ができたことで、私の「嫁としてこうあるべき」という苦しめる価値観が一気に解放されていきました。

帰省する?帰省しない?の答え

コロナ渦があけても、私はお盆も正月も夫実家に帰らないことにしました。

それは、

親戚づきあいはそれぞれで行う

ことに夫婦で決めたからです。

帰りたいなら、帰りたい人が帰ればいい。

夫親戚への連絡も私が先回りしていましたが、全部夫にシフトしても何も関係性は変わりませんでした。

お盆や正月への帰省をしない代わりに、天気の良い気温も穏やかな時期に、私が子供を連れて日帰りで夫実家に数時間挨拶に行くようにしました。

夫もタイミングが合えば一緒にかえりますが、多忙なことも多いため、お墓詣りがてら「自分が行きたい時に」「相手の負担にならないように」数時間の日帰りがベストとなりました。

食事の準備も大変なので、夫実家についたらちょっとだけお茶をして、お墓参りのあと外食して帰宅します。

子供たちも大きくなって部活や勉強で忙しくなり、自然と足が遠のくのも感じました。

私の実家の方の帰省も私の都合で帰省するようになり、平日にぽんと私だけ行くことも。

みわさん

夫のご両親との関係性はどうですか?

ゆずこ

特に前と変わらないですよ

「嫁としてのあるべき行動」みたいな、嫌われたくない、いい嫁として褒められたい、みたいな自分を苦しめる価値観を手放し、自分はどうしたいかを考えたうえで、

自分と相手の真ん中はどこだろう

そんな風に客観的に見られるようになったことで、「私ばかり我慢してしんどい」といった被害者意識もスッときえて、夫への無駄な怒りもなくなりました。

帰省ブルーへの考え方

「行きたくない」「何の苦行」といった帰省に対する苦しい気持ちが減る考え方をいくつかご紹介します。

親戚づきあいはそれぞれで行う

お互いいい大人です。

親戚づきあいはそれぞれの担当制にしましょう。

それで相手の親戚が怒ってくるのであれば、それは相手の問題です。

価値観の押し付けを感じるなら、華麗にスルーしてすべて夫に任せます。

連絡がまともに取れないのは夫の管理能力の問題であり、あなたの問題ではありません。

節目節目の行事に不義理をかかなければ大丈夫。

夫だけ帰省する

「父子帰省」「セパレート帰省」という言葉がここ数年で定着してきました。

帰りたい人が帰ればいいので、お互いの平和のために過ごしたい場所で過ごす提案をしましょう。

帰省の時間を減らす

泊まる日数や滞在する時間を減らすことで、緊張する時間がぐっと減ります。

いつもはいけなかった場所にも足をのばして、ちょっと観光ができたりするので、どうしても行かなければならない時は「滞在時間を減らす」ことも考えてみましょう。

ホテルに泊まる

生活環境が違うところでの寝食は意外とストレスがたまるもの。

住宅によってはとても狭かったり、布団が不衛生だったり、エアコンをかけてくれないなどの状況も。

「寝るところだけは別」だけでも、気兼ねせず数時間過ごせます。

「色々準備も大変でしょうから、ホテルで過ごします」と実子(夫両親なら夫)が伝えて実行してみてください。

私も自分の実家への帰省の際、一気に10人ほど集まるので、ホテルに泊まって翌朝顔を出すのが定番となりました。

帰省時に自分の時間も持つ

食事などの用意でずらせない時間もありますが、それ以外のところで一人でゆっくりできる時間を作ることも大切です。

部屋にこもって読書をしたり、散歩に出かけたり、テキストを開いて勉強なども。

子供たちといつもと違う道を散歩したのも、今となってはいい思い出です。

自分だけの楽しみを持つのも大事なことです。

帰省後の自分へのご褒美を用意する

帰省したくないけど、帰省しないといけない人も少なくないのが現実です。

そんな時は「自宅に帰ったら〇〇で私をいたわる」といった、自分が喜ぶご褒美も用意されてみてください。

「フェイシャルエステで癒される」「おいしいケーキと紅茶で優雅にお茶を楽しむ」「推しのDVDを何時間も観覧する」…などなど。

ミッションを終えた自分に、最大限のいたわりをぜひ。

ゆずこ

疲れたときに「思い切り泣く」のもおすすめです☺

✓ストレス解消に

おわりに

いかがでしたか?

今回は「帰省が苦痛だけど言えない…実は悩んでいる人も多い「帰省ブルー」克服法」についてお伝えしました。

みわさん

いろいろ方法があるんだなと思いました

ゆずこ

行かないのも、行ってどう過ごすかも、我慢しなくていいんです

迎える親世代も確実に歳をとることで、もしかしたら子世代の帰省が年々負担になっていることもあります。

帰省しないことが親不孝なのではなく、帰省してもしなくても、それぞれが健やかに元気に暮らせていることがとても大事なことではないでしょうか。

帰省は、家族との絆を深める大切な時間であると同時に、様々な感情が渦巻く複雑なものです。

もし、帰省がつらいと感じることがあれば、無理して笑顔を作らなくても大丈夫。

自分の気持ちを大切にして、ご自身のペースで過ごしてください。

この記事が、帰省について考えるときなんで心がザワザワするんだろう?となったときの解決のヒントになりましたら幸いです。

心のリフレッシュにいかがですか

ゆずこ
育児系オンライン講師
子育てをしながら在宅で育児系のオンライン講座や個人セッションをしています。在宅起業7年目。これからオンラインで講座ををはじめたい方や始めた方へのお役たち情報、暮らしや育児でおすすめのものなどをご紹介します。
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