オンラインセミナーが主流になって3年が経とうとしています。
これからオンラインでスライドを使って講座やセミナーをされる方も多いのではないでしょうか。
PowerPointやGoogleスライドを開いて、いざ作成!
でもちょっと待って!実は「オンラインでのスライドではやらないほうがいいこと」ことがあるんです。
今回は「オンライン」に特化したスライドの作り方をご紹介します。この記事をよむと、迷いなくスライドが作れて、参加者さんの受講満足度も上がりますよ♪
毎月オンラインセミナーを開催し、高い満足度を得ている私から「本当は秘密にしておきたい」スライド作成のポイントをお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください!
この記事はこんな人におすすめ!
・これからオンラインで使うスライドを作る人
・今一つスライド作成に自信が持てない人
・リアルでしかスライド発表したことがない人
オンライン向けのスライド作成5つ
ポイントは以下5つです
①カラーを決める
②フォントを統一する
③フォントを大きめにする
④1スライド1メッセージ
⑤アニメーションは最低限に
一つずつ説明していきますね。
①カラーを決める
まず、スライド全体で使用する「カラー」を決めます。
サイト作成と同様に、スライドでもメインとなるカラーやサブカラーを決めます。
キーカラーを見出しなどに共通して使うことで、スライド全体に「統一感」が出ます。
オンラインではリアル開催以上にスライドから得る印象が大きいので、すっきりと見せるためにもカラー展開を決めることはとても重要です。
ここでおすすめなのが、セミナーの内容から色を決めること。
ママ向けの子育て講座なら「イエロー」や「オレンジ」優しい「ピンク」などで、安心感や幸せな感じをイメージしてもらいやすくなります。
一方で男性向けのビジネスノウハウ講座なら、「ネイビー」や「濃いめのパープル」などで、信頼性や権威性を感じてもらいやすくなります。
セミナーの内容から、参加者にどういうゴールでいてほしいか。そこから色の持つイメージや意味で選んでみてください。
②フォントを統一する
フォントは小さくても視認性の高いゴシック書体がおすすめです。
Windowsなら「メイリオ」、Macなら「ヒラギノ角ゴシック」が適しています。
沢山のフォントが世の中にあふれていますが、奇をてらわずシンプルが一番。
フォントが個性的だと、内容よりそちらに意識奪われて、結局何が言いたかったのかわからないといったことも起こりえます。
フォントを統一することで、「見やすさ」「わかりやすさ」が叶います。
まず基本的なフォントで作成して、見ている人に違和感を感じさせないことに注力しましょう。
③フォントの大きさを統一する
1番小さくても文字の大きさは20pt以上の大きさにします。
なぜなら、受講生さんの受講スタイルはPCやタブレット、スマホなどは様々。
スマホで見ると、小さいフォントはまず読めません。
例えば、一番小さくても20pt、見出しが24pt、最大が36pt などサイズを決めておくとスライド作成がスムーズになりますし、文字の大きさが統一されるので、全体的に読みやすいスライドとなります。
きまぐれにこのサイズ…はNG。あくまで「見てくれる人ファースト」で作成することを意識して。
④1スライド1メッセージ
リアル講座のスライドあるある…スライドの中に大量の文字がある。
スライドに大量の文字は必要ありません。
説明は口頭もしくはPDFで別途資料で渡すと決めて、潔く情報をそぎ落とすことが大事です。
テレビの画面を思い出してください。たっくさんの文字が並ぶ画面と、ぽんと字幕が書いてあるだけの画面、どちらが見やすいですか?
あなたが見にくい画面は、見ている人も同じく見にくいのです。
スライドも同じ。スライドをカンペ代わりにするのはNG!
自信がないからとあれこれ詰め込むのはやめて「このスライドで伝えたいことは何か?」をパッと見てわかるものにしましょう。
また、オンラインのスライドでは、文字数をなるべく減らしてスライド枚数は逆に増やすのがおすすめです。
見出しを統一したまま、スライドの内容を変化するなど、1枚につめこみすぎず直観的にわかるスライドにしていきましょう。
⑤アニメーションは最低限に
クリックしたときに写真や文字を出したり消したりする、「アニメーション」機能。
スライドの機能の中でよくつかうものになります。写真がばばーんとでてきたりすると、結構「おお!!」となって面白いですよね。
しかし、このアニメーション機能、オンラインだと「綺麗に」反映されにくいという事実、ご存じでしょうか。
ご自身では綺麗にアニメーションになっていても、参加者さんのネット回線が弱かったり出先で見ていたりすると
カク、カク、カク・・・
とロボットがカクカクうごくみたいに滑らかさ0で見えることがあります。
これが続くと「見づらいな」と離脱する率があがってしまうんです。
ここが対面とオンラインで大きな違いが出てくるポイント。
右から左から上から下から文字や写真がでてくるのは、とても面白いし効果的にも映りますが、オンラインで多用するのは避けたほうが良いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。オンラインセミナーのスライド作成のコツは
①カラーを決める
②フォントを統一する
③フォントを大きめにする
④1スライド1メッセージ
⑤アニメーションは最低限に
でした。
最初に「フォントを決める」などルール化しておくことで、スライド作成にかかる時間を大幅に減らすことにもつながります。
また、オンラインセミナーだけでなく、ウェビナー、Zミーティング会議、YouTube配信、オンライン商談など、この5つのコツは色々な場面でお役に立てるのではないかと思います。
基本って大事ですね…
ひとつでも取り入れていただければ嬉しいです!
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